わすれっぽいから書く

あらゆるものを追いかけている

占い師になるぞ

突然タロットカードを始めました。

先週、友だちに付き合ってタロット占いに行きました。占い師さんが言うことをふむふむと聞いてると、あっこれはストーリーテラーだ、と思い至りました。占い自体、個人的には信じてるとも信じてないとも言えないくらいの距離ですが、己について他者から言及されるのは好きなので、これまでもちょくちょく色んな占いに足を運んではいました。で、占いは統計学だなーと思っていたのですが(もちろん他にも要素あります)、ことタロットについては、あっこれはお話構築力だ!と思いました。そんで、練習すれば出来るな!と思いました。その日の帰りにカードを購入し、教本をダウンロードして、現在修行歴5日です。

教本を読んで納得しました。タロットは自分自身と対話するための道具なんですね。なるほどね~。だから当たる/当たらないというよりは、当てに行くというか、タロットを懐中電灯にして、自分でも把握していなかった感情や価値観を掘り当てに行く。内省する力、洞察力、語彙の瞬発力と連想力です。相手がいる場合は相手の領域に入って、同義語の中から相手にいちばん刺さる語彙をすくい上げる、みたいなことが信憑性の足しになるなと思いました。

わたし今まで、占いに行っても、自分のことをあまり開示しなかったんですよね。だってそれを当ててもらう遊びじゃん!と思って。でもさー自分でやってみると、具体的に伝えた方が自分が求めている答えが得られるし、占い師も占いやすいっていうか、そういう事情ならこれはこういう意味!っていう正解を見つけられるんだなーと思いました。やっぱり自分でしてみて初めてわかることがあるなー。占うのが上手くなったら、占われるのも上手くなりそう。

たとえばさ、「あるものを買おうかどうか迷ってます」という問いで塔の逆位置が出たら、「うーん・・・買わなかったら後悔するかも」くらいしか言えないけど、「配信イベントのチケを買おうか迷ってます」と問うてもらえたら、「買わなかったら最悪の事態はまぬがれるけど後悔しますね・・・アーカイブで見れはするんだけど、リアタイの方がうまみがある、みたいな。うわこれ絶対わたしコメント読まれたのに!みたいな、自分の専門分野の話題が出たりとか」くらいまで言えます。その事象に焦点を当てまくった答えを編めるよねーと思います。

余談。占われたとき女帝のカードが逆位置で複数回出て、占い師さんはわたしのことを知らないので「女性らしさに自信がないのかな」と解釈してくれたんですが、自分でカードを買って解説書を読んだら女帝の逆位置は「怠惰、わがまま」とかそんな感じで、合ってんじゃん、、、wwwと思いました。

そんな感じ! 飽きるまでは修行します!